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​わるいこのための性教育

​​(29歳組 原作軸なわけがない ショタ)

 
「観音坂さん。自習に来たんですね」
「あ、入間くん」 
 学校が早帰りだったので、塾に顔を出すと入間くんが声をかけてきた。私立の学校に通っているとかでおれと同じ学校じゃないけど、同い年だったからよくはなした。
「俺っちもいるんですけど~」
「伊弉冉さんもでしたか」
 幼馴染の一二三はそれが面白くないらしくて、入間って誰、としょっちゅう聞いてきたのでおれはしかたなく一二三を塾につれて行ってやって紹介すると、なぜだか彼らのほうが仲良くなってしまい、三人で遊ぶこともしばしばあった。
 入間くんはべつにここの校区に住んでいるわけではなかったので塾のある日だけだったが、一二三の他に遊んでくれるひとがいてくれるのは友達のいない俺にはかなりありがたかった。
 小学四年生にもなると一二三も塾に通うようになって、三人でつるむようになった。仲間はずれが嫌だったみたい、と彼の母さんが笑って言っていた。
「入間くんも自習?」
「今日宿題が多くて」
「俺も。昨日弟が熱出してさ、面倒みなきゃいけなかったから学校休んだんだ。そしたら宿題が倍になって……」
 国語に、生活、算数だろ、あと保健体育。とランドセルから出したプリントをめくりながら言うと、「保健体育?」と入間くんが首をかしげた。
「そーそ。男子と女子に別れてさ。ビデオ見たんだぜ。男の人と女の人が協力して、赤ちゃんを作ります~ってやつ」
「ああ、性教育の授業ですか。私もこのあいだ受けましたよ」
「独歩ちんたら可哀想だよね。赤ちゃんがどうやってできるか知ってる?」
「いや、知らんが……」
 どうやって、ってなんか知らないうちに母さんのおなかが膨らんで、そんでもって入院してたら弟が生まれていたから分かるはずもない。困ってプリントを見ても、空欄ばかりで見当もつきそうになかった。
 どうしたものかと俺が困っていると、プリント埋めるの手伝ってあげる、と一二三が言った。
「俺らもうオトナだから分かるもんね」
「同い年だろ」
「まあ、そうですが。分からないのは困るでしょう? 宿題ですし」
 入間くんに諭されて、俺はじゃあ……とプリントを差し出す。一二三と入間くんは顔を見合わせてなんだか俺にはわからない意思疎通をして、なにか含みのある表情をした。
 興味がなかったわけではないし、と俺は自習室に鍵をかけてしまう一二三をぼんやりと見て好奇心を膨らませていたが、それのせいでひどい目にあうとは思ってもいなかった。

 ・・・

 

「セックスってわかります?」
 机にすわってプリントを広げると、入間くんは後ろから覗き込みながら単刀直入に言った。
「せ、せっくす、ってなんだ?」
 それはどうも保健体育に関係のある単語なのはわかったが、あいにく俺は授業を受けていないのでわからない。首をかしげていると、一二三がなんだかいやな顔をしていひひと笑う。
「わかんないか~。んーとね、すーっごくきもちくて~。どっぽに赤ちゃんができるやつ」
「せ、っくす? セックスで、出来るのか?」
「そう、セックス」
 問えば、赤ちゃんはセックスでできるんだよ、と一二三が教えてくれる。セックス。はじめて聞く単語を、俺はオウムのように繰り返した。
 女の人と男の人がセックスをして、子供ができるのだと保険の授業で習ったのだという。
 なるほど、それならいやに女子と男子がよそよそしかったのも納得がいく。女の子のまたにある穴に、男のちんこを入れてなんて話をしたら接しづらくなるのも当たり前だ。
「じゃあ、男どうしじゃできないんじゃ……? 妊娠は女のひとしかしないし、そういうことなのか?」
「いや、できますよ。男の子はね、ここ使うんですって」 
 セックス、とぐるぐると思考を繰り返している俺の後ろに回っていた入間くんが、とんとん、と半ズボン越しに俺のおしりの穴を触った。
「そこ、おしり……っ  んっ、入間くん、やめろよっ」
 とんとんという動きから、なかの穴を確かめるようにくっくっと深い動きに変えた。
「ここにね、おちんちんをいれるとセックスなんですよ」    
「んあっ、やだ、入間くんっ」
「おしりさわられて気持ちいいんですか?」
「ちがっ、だいいち、そんなとこはいらなっ……ふっ♡ あうっ♡」
 とん、とん、とリズムをやさしく刻むようにタップされ、変な声が出てしまう。なぜだかお腹がきゅんっとうずいて、股を擦り合わせた。
 味わったことのない不思議な感覚に目を白黒させていると、前にいる一二三が俺の股に手を差し込んで、くにくにともみはじめた。
「ひ、ひふみっ!?」
「まだやーらかいねぇ。どっぽちん、ちんちんから白いの出たことある?」
「うんっ、んっ……。な、ないけど……」
「そっかあ……、俺っちはあるよ」
「白いのが、でるのか……?」
「えっとね、あれはね、あかちゃんのもとなんだって」
「あかちゃんの」
 説明を受けるあいだにもふにふにと一二三に股をさわられ、入間くんがにお尻をとんとんされて、じりじりと弱火で焼かれるような熱さが体にめぐってくる。
「それとこれとがなんの、んっ♡ 関係があるんだよぉっ♡」
「大アリですよ」
「それをどっぽちんのお腹にいっぱい注いだら、ジュセーして赤ちゃんできるんだって♡」
「じゅ、せぇ?」
「観音坂さんのお腹にある卵に赤ちゃんのもとをかけると、受精するんですよ」
「そーそー。せんせはさ、女の子との話してたけど、男どうしってどうなんかなあ。独歩のお腹のなかにも、しきゅうってあるんかなぁ?」 
「確かめてみます?」
「たしか、めっ……うわあああ!」
 ずるりと入間くんのてによってズボンごとパンツを脱がされる。おしりが丸見えではずかしくて、もじもじとしているとひやりとしたものが触れて驚く。
「手荒れ用のワセリンしかないですけど、大丈夫でしょうか」
「いいんじゃない?」
 やっぱりまずい方向にいっているぞ、と思ったが、二対一ではどうにもならないし、俺も気にならないわけではなかったので二人にされるがままでいた。やめときゃよかったのに、と後悔しても遅い。後悔先に立たず、ということわざを習ったばかりだったのに。
 
・・・

「んぁっ♡ 入間くんっ、おしりやだっ」
 ワセリンでぐちゅぐちゅと尻をほぐされて、なかを探られる、俺は未知の快感に涙目になっていやいやと首をふるが、中に侵入した入間くんの指は止まってはくれず泣くばかりだ。
「観音坂さん、中きもちいいですか?」
「きもち、くないいいっ♡ やだっ、やだってばぁっ♡ そこぐりぐりしないでっ、そこばっかやだっ♡ へんなるからっ、変になるっ♡」
「うわーっ、どっぽちん気持ちよさそ~っ♡ そんなに入間っちにおしりいじられんのいいん?」 
「よくなっ、あンっ、ぅ、んっ♡ やだからっ♡ やだあっ♡」
 やだやだといいつつも、ぐりぐりと擦られると気持ちのいい部分があって、ひきつるようにぎゅううう♡ とおなかがしまってしまう。
 ひいひいと声をあげる俺の顔はもうどろどろで、それを一二三はかわいいかわいいと言って褒めた。
「あ゛~~~~~っ♡ ぐりぐりやっ、いっ、いるまくっ♡ やだってばぁっ♡」
「かぁいい♡ 入間っち、俺にもやらして~」
「はい、少しふくれているところを触ってあげるといいみたいですよ」
 ちゅぽん、と入間くんの指が抜かれたのもつかの間、ひふみの手が無遠慮にワセリンの滑りを借りて侵入してくる。
 手先が器用なひふみは、すぐに入間くんの言ったふくれているところを見つけて、強めに押し潰したり、ひっかいたりとおもちゃにし始めた。
「あ゛ー! ばかばかばか! そこばっかはぁっ♡ ほんとむりだから♡ おなじとこいじめるのだめ♡」
「だめじゃないだろ~」
 たまらずぎゅうぎゅうと入れ替わるように前に来ていた入間くんにだきついて、ぐずった。俺が助けて、助けてと言って一二三を止めてほしいとお願いするのに、入間くんはたたただ笑うだけでなにもしてくれない。
「あっ、やだ、なんかきちゃう♡ あっ♡ きちゃううううううっ♡」
 もうお腹のなかのかたちが変わってしまったんじゃないかというくらいぐにぐにといじくられて、俺はぱちぱちと目の前の景色がが弾け、あたまが真っ白になる。
「あ"っ♡ あっ、いっ、ああああっ♡」
 がたんがたんと椅子を揺らして、それからくたりと倒れる。もう何が起きているのか分からなかった。気持ちよかった?と聞いてくるひふみに、よく考えずに返事をした。
「はあ、んっ♡  きもちよかった……♡」
 まだしびれが抜けないからだはどこもかしこも敏感なのに、入間くんはいたずらするみたいにすりすりとうちまたをさわって、それだけでまたあの気持ちいい波が来てしまいそうになって声が出た。
「あっ、さわるのっ♡ いまだめ♡ おなかきゅんってするから、だめっ♡」
「お腹きゅんってするん? 赤ちゃんつくる準備してるんかかなあ」
「じゃあもっと触ってあげないといけませんね
もうやめ、やめろよぉっ! こんなの勉強じゃ、勉強じゃないだろっ!」 
「なにいってるんですか? 勉強ですよ。セックスの」
 違う、こんなのおかしい、普通じゃない、と俺は抗議するも、一二三になんでだよと反論される。
「お父さんとお母さんもこういうことしてるんだぜ、フツーじゃん」
「そりゃ、普通かもしれんがっ! だって、俺お母さんじゃないしっ」
「じゃーなる?」
「な、なるって」
「入間っちと、俺の♡  お嫁さんっ♡」
 ぴたり、とひふみのかたくなったちんこが、俺の尻に当てられる。あ、セックスするんだ、と理解して慌てて逃げるように自習室の椅子をがたがたと言わせながら、机にしがみつく。だれか、先生が気づいたらどうしよう、と頭の隅で思った。
「じゃあ、俺っちからで」
「やだっ、おれまだ小学生なのにっ♡赤ちゃんやだ♡」
「やだじゃありませんよ」
 俺のおなかのなかにひふみのおちんぽが入って、出たり入ったりを繰り返して俺に赤ちゃんのもとをそそぐなんて絶対にだめで、そんなことしたら赤ちゃんができてしまうかもしれなくて。駄目なのに。
「いれ、るよっ」
「だめ、だめだめだめっ! ひふみ、だめだからああああっ!」
 狭いなかにみちみちになって入っているひひみのおちんちんが、俺のお腹を擦るたびに魚みたいにびくん!と体が跳び跳ねてしまう。
「まだダメっ  まだダメだってばぁ♡  ひふみとめてっ、赤ちゃんできちゃうからっ♡」
「全然抵抗できてませんよ。観音坂さん」 
 くにくにとおっぱいをさわって、そこからなにも出やしないのに楽しそうにしている入間くんは、いじわるを言ってきて。いじめるみたいにぴんとたったさきっぽを弾かれるたびに背中をそらしてぶるりと震えた。
「おかしくなるっ入間くんおれのからだおかしくしないで♡ ばかになる♡ ばかになっちゃうからぁ♡」
「もーばかになってるでしょ。どっぽはもう女の子だよ、俺たちの赤ちゃん産んでお嫁さんになるんだぜ♡」
「そうですよ、だいいち教えてっていったのあなたじゃないですか」 
 入間くんが意地悪をいってぎゅうとおっぱいをひっぱる。のびちゃったらどうするんだ、と文句を言いたいのに、口からは子猫みたいな鳴き声しか出ない。
「お♡おああっ♡」
「中のお肉、あつあつのとろとろだね。ひふみんちょううれし~♡」
「んにゅ♡あっ♡んっ♡~~~~~ッ♡」
 俺のお尻にぴったりはまったちんこがずりぶりとすれるたびに、きもちいいっていうのがおおきくなる。
「ちんことまって♡とまれってばあっ♡」
 とまれ、と懇願してもとまってくれない。それどころか、ひふみの腰がはやくなる。まるで、奥の奥まで入り込んで、種付けしようという動きだった。
「出すよどっぽ、赤ちゃんのできる液びゅーって、なかにだしたげるかんね♡」
「あっ♡ んっ♡ や、だ…っ! だめ、赤ちゃんできちゃう♡ おれっ、しょうがくせいなのに♡ 赤ちゃんできちゃうのやだぁ♡うっ♡ あうっ、そんなに、そんなにしたら♡ おしりすりつぶれちゃっ♡ あ゛、あ゛~~~~~♡」
 俺は白いのを出す代わりに、ぶしゃ、と透明なのを噴き出して頭が真っ白になった。ひふみもどうやら出したみたいで、お腹のなかにあついものがどくどくと流れ込んでくる。
「え、あっ……も、やだぁ……っ」
「そんなこと言わないでくださいよ。仲間はずれにしないで」
「いっ、るまくんっ! も、もう無理っ! むりだか、らああああっ!!!」
 つぷん、とまた入れ替わるように入間くんがなかにはいってきて、無理だって言ってるのにセックスしはじめてしまう。
 おれのおしりはもうばかになってるみたいで、入間くんのちんこにすり寄って甘えるみたいに締め付けた。俺はいやなのに、俺のお腹は精子が欲しくてたまらないみたいで恥ずかしくなる。
「い、るまくんっ、いるまくんやめて♡ さきまわさないでぇっ♡」
 一二三の出した精液をシェイクするみたいに出したり入れたりを繰り返されて、ぐちゅぐちゅと信じられないくらいいやらしい音が教室に響く。
「すご、いですね……。離してくれないのは、そっちでしょうっ!」
「あううっ! あっそんなことないっ♡ お腹が勝手に♡」
 そうこうしているうちに、ぐぐぐっ……♡ とお腹の中身が下へ下へと下がっていって、赤ちゃんをつくる準備を初めてしまう。
「どぉ~~っぽ♡ 俺っちも構ってよ」
「あえっ♡ む、むねやめてっ♡ 舐めんなよぉっ♡ あえっ、まぁっ♡ あ、あ、あ♡」
 ぴくんっぴくんっと甘く震える乳首を、ちゅうううっと吸われて体がそれる。そうすると今度は入間くんのちんこが深くささって、気持ちがよすぎてわけがわからない。
 頭の大事なとこがぱちん、て弾けて、俺はもうここが塾の自習室だってことも、こんなの勉強なんかじゃなくて本気セックスしちゃってるってことも、全部全部わからなくなって。
「あ、ぁっ! 気持ちいいっ♡ ひふみっ、いるまくん♡ もっと、もっとしてっ赤ちゃん産ませてっ♡ 精液いっぱいいっぱいだして、お腹いっぱいにして♡」
 ぎゅうって二人を両手とおしりでだきしめて、もう自分が男の子だとかどうでもよくなって、目の前のオスに向かって媚びて舌を垂らしてしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 



あとがき
リクエスト。ショタ3Pむずかしかったです。すずかすてらさんと同シチュで書かせてもらっててそっちのほうがだんぜんエロいのでよんでください(番宣)

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