召しませおじさまっ!これが素敵なハッピーエンド
ナーサリー×シェイクスピア 逆アナル ペニバン 触手)
「ねえ、おじさま。なにをしているのかしら?」
かりかりと、書斎で書き物をしているシェイクスピアのもとに、とことこと可愛らしい靴音を立てて、ナーサリー・ライムがやってきた。
シェイクスピアは、少女のかたちをしたサーヴァントがやってきたのに気づくと、振り返って、
「なにか新作でも書こうかとおもいましてな。いやはや、使えないサーヴァントとはいえ、こう長らく留守番でおりますと、なまってしまいますからなあ」
と、言った。ナーサリー・ライムは、それを聞いてぷうと頬をふくらませる。
「どうせ、またふしあわせで、難しい、いやなお話しなんだわ。うんと悲しいバッドエンドばかり書くんだから。おじさまは」
「吾輩の作風に文句を言われても困りますな。書くならば、極上の喜劇と悲劇を! 吾輩の信条です」
「いやだわ、いやだわ! そうやって、おじさまは難しいことばっかり。あたし、嫌いよっ」
「ちいさなレディ、あまり吾輩のことを嫌わないでください。これが終わったら、うんとたくさん遊ぶことをお約束いたしましょう。そうすれば、吾輩のこと、好きになってくださいますか?」
ぷんぷんと怒るナーサリー・ライムに、シェイクスピアはうやうやしく、紳士的に頭を垂れる。ナーサリー・ライムはそんなお姫様扱いが嬉しかったらしく、「素敵だわ!」と言ってくるくる回ると、にっこり笑った。
「そのときは、うんと楽しいお話と、楽しいお遊びをしましょう! あたしのお友達もたくさんくさん、おじさまのことを首をながあくしてまってるわ!」
ぜったい、ぜったい約束よ! と続けて、ナーサリー・ライムは機嫌を取り戻した。
それを見てほっとし、自作の執筆に戻るシェイクスピアは気付かなかった。それがどんな「遊び」で、どんな「お友達」なのか。
そして、自分がどうなってしまうのかを――――。
♪♪♪
「おじさま、あたし、いいこにしていたわ。もちろん、遊んでくださるのよねっ」
執筆が終わったころ、ナーサリー・ライムは待ちきれなかったとばかりにぐいぐいとシェイクスピアの服の袖についたフリルを引っ張った。
「はい、良いですよ。吾輩、もう暇ですから、お付きあいしましょうじゃありませんか」
シェイクスピアは、幼い子が甘えるままに、こんな幼女に甘えられる吾輩って全国のチョイ悪オヤジの夢の具現化のようではありませんか、マスター! といささか調子に乗ってナーサリー・ライムについて行った。
「さあ、おじさま。『遊び』ましょう!」
そして連れてこられたナーサリー・ライムのティー・ルームの扉を開けると、ぶわり、となにやら黒いものが噴き出した。
「は、なにっ」
それはいつかどこかの時代でみた魔神柱にもにていた。扉から湧いて出た黒々とした触手は、慌てふためくシェイクスピアの腕と足をたやすくからめとって室内へと引き込んだ。
「ちょっ、こんなこと、吾輩聞いてないのですけど!?」
じたばたと暴れるシェイクスピアであったが、触手はもがけばもがくほど絡みついてくる。各部についているめだまがぎょろぎょろと見つめてくるのがたいそう不気味だった。
「あら? おじさまには教えてないもの。このこはあたしのお友達の【黒ひつじ】さんよ。悲しいお話しばかりするおじさまに、あたし、ちょっとお仕置きしたいと思うの」
「は? いや、あの」
「だあって、あたしが言っても、おじさま、ちいっとも反省なさらないんだもの。そんなの、いやだわ。言うことを聞いてくれなきゃ」
黒ひつじさんの触手は、器用にシェイクスピアの両手両足を拘束し、あろうことか服の中にまで侵入してきた。
これはまずい、と思えど最早手遅れであり、ナーサリー・ライムがにこにこと見つめるなか、シェイクスピアはぶちぶちと服のボタンをひきちぎられた。
こんな、おさなごのすがたをしたサーヴァントの前で、半裸をさらすことのなんと恥ずかしい事!
「あの、 吾輩に何をする気かは存じ上げませんが、謝りますから、止めてほしいですぞ」
シェイクスピアは顔を赤らめ、少女に向かって許しを請う。しかし、ナーサリー・ライムはにこにことした笑みをうかべたまま、
「いやだわ!」
と涼やかに言い放った。
「お仕置きなのよ。今更あやまったって遅いわ。今から、あたしたちに許されようだなんて、ちゃんちゃらおかしいことだわ、シェイクスピアのおじさま!」
「そ、そんな」
シェイクスピアは身動きが取れないまま、絶望の表情をみせる。ハッピーエンドを求め続ける、無垢な物語たちの総体のくりくりしたまなこが、シェイクスピアにはただただ末恐ろしかった。
「おじさまは、ハッピーエンドがどんなにちっちゃなこどもたち、そしておおきなおともだちに心待ちにされているか、分からないからそういう難しくて悲しいお話しばかりかくのよ。だから、おじさまもあたしと楽しいことをして、ハッピーエンドがどんなにいいか知るべきだわ!」
さあ、遊びましょう! とナーサリー・ライムは、おままごとを開始する少女のような朗らかさで言った。しかし、それはシェイクスピアにとって死の宣告に等しいものだった。
♪♪♪
【黒ひつじ】さんと呼ばれる魔神柱のごときものは、ひたひたとシェイクスピアの肌をはい回った。ぬるりとしたそれが気持ちわるく、シェイクスピアは顔を歪める。
「そんな嫌そうな顔をしないでおじさま。もっとすてきなお顔が見たいわ」
その言葉に呼応するように、黒ひつじさんはその動きを激しくした。
「すてきってひっ、あ、どこに入ってッんぶっ」
黒ひつじさんの触手は器用にシェイクスピアの下ばきをずらし、パンツの中に入ってきた。さらされた下半身がすうすうするのを、とっさに見ようとすると口に触手が突っ込まれてそれはかなわなかった。
こうなってくるともう恥ずかしいどころの話ではない。性器を人質にとられ、口内をじゅぷじゅぷと犯され、シェイクスピアは襲い来る快感と恐怖に体を震わせた。
ナーサリー・ライムは触手に嬲られるシェイクスピアをとても楽しそうににこにこと見つめている。
「おじさま、とてもかわいいわ。黒ひつじさんも、とても楽しそう!」
どこがかわいいものか、という反論はできなかった。なんせ、口の中はぬとぬとした触手でいっぱいになっていて、それが上顎の裏や、歯列をむちゃくちゃに犯すものだから、シェイクスピアは多弁な常と違い無様な呻きしか上げられない。
「あら、おじさま。おちんちんがおおきくなっているのね。これはお仕置きだって言ってるのに、ぜーんぜん分かってないみたい」
しゅこしゅこと黒ひつじさんの黒々とした触手にしごかれた陰茎がきざしているのを、ナーサリー・ライムにとがめられる。そこをちいさな手でちょんとつつかれると、シェイクスピはその刺激でびくんと反応してしまい、ナーサリー・ライムはくすくすと含み笑いをこぼした。
「んぶっ、ふぐうッ! じゅぱ、はあッ、これは少々戯れがすぎ......ああッ!?」
その間にも黒ひつじさんによる辱めは進んでおり、ひときわ細い触手が尻穴に侵入した。
「ひっ、そこは、わっ! がはいっ、そういっ!う趣味じゃな......いっぃん! ので...はっ、すけど!」
シェイクスピア喘ぎ声をこぼしながら、尻の穴に入ってくる異物感に鳥肌を立てた。
「おじさま、怖いわね! 苦しいわね! みんなみんなそうなのよ。おとぎ話にでてくる子たちは、みんなこわあい思いをするものよ。でも、大丈夫よ。ハッピーエンドがおじさまを待ってるわ。そしたら、どんなにそれがいいものか、分かるでしょう?」
ナーサリー・ライムの声は、シェイクスピアには届かなかった。細い触手がだんだんと太くなり、それが前立腺をぐりぐりとやるものだから、彼は襲い来る未知の快感の波と戦うのに必死になっていたのだ。
「ふひん! はぐっ、それっやめっ......! とめっ、うわっ、いますぐ、ハアッ、これを、ぐンンッ!?」
「泣くくらい苦しいのね。それとも、すっごく気持ちがいいの? おじさまったら、おちんちんから、いっぱいいっぱいお汁垂らして、はしたないわ。お顔もとってもだらしがなくて、すてきよ。普段のこうまんちきなおじさまより、あたしはそういうおじさまのほうが、たすけてたすけてってこいぬさんみたいにこっちを見てくるみじめなおじさまのほうが、とおっても好き!」
シェイクスピアの半脱げになったズボンがからまる足に、ナーサリー・ライムはすりすりと頬ずりした。
「ンあ!?」
そして、かわいらしい両手できゅっと触手ごしにシェイクスピアの勃起した陰茎を強く握った。
「おじさま、苦しいわよね。出したい出したいって、おちんちんが言ってるわ。そうよね? 黒ひつじさんも、すっかり興奮しちゃって、もっともっとおじさまと遊びたいって言ってるの。でも、黒ひつじさんのことだから、きっとひどくすると思うわ。この子、いつだって本気になるとおもちゃをみんな壊してしまうの。だから、あたしが前も気持ちよくして、おじさまが壊れないようにしてあげるわね」
おじさまが壊れちゃったら、バッドエンドですもの。
ナーサリー・ライムのささやきは、シェイクスピアの脳に絶望の鐘となってりんごんと響いた。
♪♪♪
ごちゅごちゅと、ぶっそうな音が部屋に響いていた。細かった黒ひつじさんの触手は、いまやカリ高の立派な陰茎になっており、それがシェイクスピアの尻の穴を容赦なく突いている。
「ほぐッ! はああッ、あ、あ、あ、奥、奥ッ! 止め、もうッ、むりっ」
「無理なんかじゃないわおじさま。だって、おじさま一度もせーえき出してないじゃない。ここをこすこすってしてあげると、びくびくってよろこぶのに......」
「っ! わ、ぜーっ! ぜーっ! が......はい、もうッ、とし、です、からあ! ほおっ! んとに、勘...弁してく、ぐううう! だ、さい......!」
「わかったわ。出るまでがんばりましょう!」
「ひいい!」
前をごしごしと擦られ、後ろをがんがん掘られ、シェイクスピアは快楽で気が狂いそうだった。黒ひつじさんがずこずことピストンを繰り返すほどに、排便の時にも似たすっきりとした気持ちのいい感覚が全身を襲う。同時に前立腺も精嚢ももみくちゃにされて、ぐんぐん射精感ばかりが高まっていく。しかし、老いた体で召喚されたせいか、なかなかそれがかなわない。
「はあっ、出したいッ、出した......ッ! ほふおッ! もう、とめでぐだざ、ああッ! うしろ、ずこずこされてえ! でもっ、ぜんぜん、イけなくて、だめになって、だめになってしまいます!」
それが苦しくて、いつのまにかシェイクスピアはみっともない言葉を口にしていた。
「おじさま、がんばれっ、がんばれっ。せーえき、ぴゅってだしたらきっと楽になるわ!」
シェイクスピアの懇願は、ナーサリー・ライムには届かなかった。黒ひつじさんを止めてくれることも、手で陰茎をしごくのを止めてくれることもせず、おじさまのおちんちん、がんばれ! 見当違いなことを言っている。
シェイクスピアはもうイってしまいたくて、この前からも後ろからも襲い来る強烈な快感に屈してしまいたくて、そのことしかもう考えられない。
「はあっ、出したいッ! もっと、もっとしてくださいッ!」
いつの間にか、拒絶は懇願へと変わっていた。恥も外聞もなく、涙と汗とよだれでぐちゃぐちゃにした顔で、淫らにねだる姿は最早普段のシェイクスピアとは言い難く、雌そのものであった。
「おじさま、その顔とってもいいわ! 素敵! 黒ひつじさんも、とっても興奮しているわ。おじさまにおしるどぴゅどぴゅだして、中に種付けしたいって!」
「も、ングッ、なんれもいいからッ、たすけ、ご、う、あ、あ、ふあっ、アッ」
急に、挿入された触手がぼこりと膨らんだ。中をぎゅうぎゅう圧迫する感触に、シェイクスピアは目を見開く。
「聞こえるわ、聞こえるわ聞こえるわ! おじさまのおなかのなかから、どくどくって、黒ひつじさんの声!」
ナーサリー・ライムはシェイクスピアの陰茎をしごくのをやめると、シェイクスピアの腹に耳をそっと当てた。その姿は、妊婦の腹の中の子供の動きを確かめるのにも似ていた。
そして、それはぱちんとはじけるようにして、黒ひつじさんはシェイクスピアの中に精を解き放った。
「ひっ、ああッ! おくに、おくに出てるっ! 苦し......ッ! ひぐッ! こんな急にッ! 出されたら! うぐ、ンンンンンッ!」
びゅるびゅる! というよりはぶしゃああと、強めのシャワーのように注がれ、シェイクスピアの適度に脂肪のついた腹はほんとうの妊婦のようになっていった。
「黒ひつじさん、もう満足したって。たくさんあそんでくれてありがとうって言ってるわ」
ずるり、と触手は抜かれた。それと同時に、ごぽごぽと泡を立てて緑色の粘液が尻から流れ出し、排出する快感でびくびくとシェイクスピアは震えた。
「れ、れも、わ、わがはい......まだ、出して、な」
「そうね、おじさま。つらいわね、苦しいわね」
ナーサリー・ライムは、黒ひつじさんの触手に拘束され、腰を突きだすような恰好になっているシェイクスピアの腹部を優しくさすった。
「そうだ、あたしが手伝ってあげるわ! きっと、せーえきぴゅっぴゅできたら、おじさま幸せになるわよね。そうしたら、ハッピーでしょう! 名案だわ!」
きゃっきゃと黄色い声をあげて、喜んでみせるナーサリー・ライムを、シェイクスピアはほうけた顔で見ていた。
「素敵なおもちゃがあるの。ほら、みて、おじさま」
ナーサリー・ライムは、フリルのたっぷりついたスカートをひらりとたくし上げる。そこにはピンクのかわいらしい(色だけは)男性器が顔を覗かせていた。
「へっ?」
「黒ひつじさんの代わりに、こんどはあたしと『遊び』ましょう? それで、おじさまがせーえき出せるように、私がんばるわ!」
「い、いやあの。吾輩もう結構ですので......」
そのグロい形をしたペニスバンドをみたシェイクスピアは、にわかに理性が戻り、あんなに出したい出したいと言っていたのはどこへやら、すっかり怯えた表情で首をふっていやいやした。
「おじさまだけ満足したってだめなのよ。みーんなが幸せじゃなきゃ、ハッピーエンドとはいえないわ。だからおじさま、あたしもしあわせにして?」
にこり、笑ったナーサリー・ライムは無邪気だったが、その下半身についたぎらぎらと光る凶器にも似たペニスバンドがどうにも場違いだった。
♪♪♪
「でも、おじさんのおなか、あかずきんの狼さんみたいにふくらんで可哀想。あたしが入れたら、気持ちよくなるまえに、はじけちゃいそうだわ」
「ですから、あの、吾輩の拘束をといていただいて。それで、吾輩自分でやれますので、解放して......」
「いやよ、なんでそんないじわる言うの? 大丈夫、あたしが、こうして......」
ナーサリー・ライムは、ちゅっとシェイクスピアのふくらんだ腹にキスをおくると、両手を腹にそえ、ぎゅっと力を込めて押し込んだ。
「ひっ、ダメですッ! 出るッ! そんなことしたら、中のぜんぶ出ッ......ううううんんッ!!」
ぶびゅぶびゅと音を立て、中だしされた緑の粘液が尻穴から噴き出ていく。
「すごいわおじさま! 押したそばから、びゅうびゅうでてるわ!」
「んがッ、ふぎゅうううううッ! こんなッ! また頭がバカになるッ! 嫌ですって言ってるのに! あ、あ、はッ!」
「はい、おじさま、もうすぐよ。ぜえんぶ出したら、きっとよくなるわ」
「あっ、出てるッ! 全部出るッ! ひぐうううッ!」
お腹がぺたんこになるころには、シェイクスピアの理性はもうずたずたになってその辺に捨てられてしまっていて、はあはあとただ喘ぐだけになっていた。
「じゃあ、入れるわね。おじさま。......おじさま?」
「も、もう......なんでもいいので、はやく、はやく終わらせてほしいですぞ......」
「つれないおじさま! これからが楽しいのに」
じゃあ、せーのっ! 触手の拘束もなくなったのに、ぐったりと動けずへたりこんだシェイクスピアを四つん這いにさせると、ナーサリー・ライムは掛け声をして一気に奥の奥まで挿入した。
「―――――――――ッ!!」
ばちゅん! というえげつない音を立てて、結腸まで届く大きなペニスバンドがシェイクスピアの尻穴にはまった。シェイクスピアは、声にならない叫びをあげて、ぐっと背中をのけぞらせると、そのままべしゃりと床に倒れた。
「は、はいっちゃった......。おじさまのなかに、あたしのおもちゃ、ぜえんぶはいったわ。どう? きもちいい? おじさまきもちいい?」
そう聞きながら、ナーサリー・ライムは華奢な腕でシェイクスピアの腰を持つと、ごつごつと律動を開始した。
「ふ、深いッ! 吾輩の結腸まで届いてッ」
「けっちょう? そこがきもちいいところなの? もっと奥、ごつごつしたら、もっとおじさまかわいくなって、せーえきだして、幸せになれる?」
「いや、やめっ、ひ、ぐ、うッ!」
「すごい、ねえ、おじさま。おもちゃ越しに、おじさまのお尻のなかがうれしそうにしてるの、つたわって来るわ! あたし、うれしい! あたしも嬉しくって、それで、すっごく気持ちがいいわ! それって、とってもすてきなことよね!」
ナーサリー・ライムは、夢中になって、スカートのすそを揺らしながら、シェイクスピアに覆いかぶさるようにして奥へ奥へと腰を突き進めた。
背中に女児の未発達のやわらかなからだが服ごと押し付けられるのと、それに似つかわしくない凶器が腸内を犯し、今にも結腸の奥にはいりこまんとするのにシェイクスピアは抵抗すらできなかった。
「おじさま、どう? いまのお気持ちは? なんちゃって。いってみたかったの。おもちゃでごちゅごちゅされて、気持ちいいかなんて、おじさまのおちんちんに聞けば分かることよね?」
ナーサリー・ライムはペニスバンドの抜き差しを止めないまま、そっとシェイクスピアの体の前に手を差し込んだ。
「あら! おじさま!」
手についたのは、ぬるりとした白濁の液体で、それはシェイクスピアがとうとう射精したことをしめしていた。
「おじさま、せーえき出せたのね! うれしいわ! あたしのおもちゃで気持ちよくなってくれただなんて、夢みたいよ! ねえ、いつ出たのかしら? 教えてちょうだい!」
「ふ、あ、わ、わからな、わからないですから、もうや、あ―――――――ッ!」
「分からないなら、もっともっともっと遊びましょう! せーえきでたら、出たって教えてちょうだいね、おじさま。そしたらきっと、そのときおじさまは幸せってことじゃない?」
シェイクスピアは、この狂宴がまだまだ終わらないということに半ば顔を引きつらせながら、ひいひいと喉を鳴らした。
はっぴいえんど
これ本にして出したの正気じゃなかったんだとおもう